![山根暁 創作風景](https://nakano-artbrut.info/wp-content/uploads/2024/01/1_akira-yamane01_s.jpg)
![山根暁 創作風景](https://nakano-artbrut.info/wp-content/uploads/2024/01/2_akira-yamane02_s.jpg)
![「巨大対戦」 2022年頃](https://nakano-artbrut.info/wp-content/uploads/2024/01/3_巨大対戦_s.jpg)
![「最強軍団」 2018年頃](https://nakano-artbrut.info/wp-content/uploads/2024/01/4_最強軍団_s.jpg)
![「鉄壁(ディフェンス)」 2017年頃](https://nakano-artbrut.info/wp-content/uploads/2024/01/5_鉄壁_ディフェンス_s.jpg)
前
次
![](https://nakano-artbrut.info/wp-content/uploads/2024/01/QR作家_音声ガイド_logo.png)
山根 暁 Akira YAMANE
1997年生まれ 岡山県在住
山根が創作を始めたのは、3、4 歳の頃からである。中学に入ってから漫画やアニメを参考にしながらロボットを作るようになった。そのままの形を立体に起こしているわけではなく、彼独自の発想と創造、創意工夫によってオリジナルのロボットを創り出している。高校を卒業した時分から、骨組みを考えて作るようになり、現在、山根が作るロボットたちは、すべての関節が曲がるようになっている。また、漫画やアニメで見た必殺技もちゃんと再現できるように作られている。
山根の作品の特異なところは、正面から見ると強靭なロボットに見えるのだが、横から見るとその体は非常に薄く創られていることだ。なぜ薄いのか、本人に尋ねると「フィルム(使用する素材)が薄かったから」、「薄い方が、動きが取りやすい」と語る。
創作は自宅で行ない、素材となるプラスチック製のバインダーを切り取って使用し、指の関節の部分は、ビニールタイと黒いビニールテープ。家の中にある、ごくありふれた材料を使い、この精巧なロボットたちは作られている。また最近は、ロボットの背景まで作り込んだジオラマ作品や、ロボットを動かしながらコマ撮りしたアニメーションを制作するなど、その世界観を広げ楽しんでいる。
撮影/高石 巧