中野とアール・ブリュット 本イベントでは、中野区の街を象徴する商店街をひとつの美術館に見立て、2010年から実物の作品や作品画像を使用したバナーやポスターによる展示により、毎年様々なアール・ブリュットの魅力を紹介しています。あらゆる文化が混在する中野の日常風景に出現する多様なアール・ブリュット作品の数々は、年齢や国籍、障害の有無を超えて、多くの皆様の心に残る素晴らしい出合いとなることを願っています。 アール・ブリュットとは アール・ブリュット(Art Brut:仏)は、アール(Art)は「芸術」、ブリュット(Brut)は「磨かれていない(加工していない)生のままの」という意味を持ち、「生(き)の芸術」とも呼ばれています。元々、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱された言葉であり、今日では、広く、専門的な美術教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表します。